「再就職手当をもらったけど、思っていた仕事と違った…」
「体調や環境が合わず、すぐに辞めることになりそう」
そんな時に多くの方が不安になるのが、
- 再就職手当は返金しないといけない?
- 失業保険はもう一度もらえる?
- ハローワークに連絡しないとまずい?
この記事では、
再就職手当を受給したあとに早期退職した場合の扱いを
返金の有無・失業保険の再受給という2つの軸で整理します。
1. 再就職手当とは?基本の仕組み
再就職手当は、
失業保険(基本手当)をもらう前に早く就職した人への給付金です。
主な条件は以下の通り。
- 失業保険の受給資格がある
- 待期期間終了後に就職
- 1年以上継続して働く見込みがある
- 残りの失業保険日数が一定以上ある
「長く働く前提」で支給されている点が重要です。
2. 「早期退職」とはどのくらいの期間?
法律上「◯日以内なら早期退職」という明確な定義はありませんが、
目安として6か月未満の退職は注意が必要です。
特に
- 数週間
- 1〜2か月
- 試用期間中
での退職は、ハローワークから確認が入ることがあります。
3. 返金になるケース
以下のような場合、
再就職手当の返還(全部または一部)を求められる可能性があります。
❌ ① 最初から長く働く意思がなかった場合
- 短期間で辞める前提だった
- 明らかに条件を満たしていなかった
と判断されると、返金対象になることがあります。
❌ ② 虚偽申告・不正受給と判断された場合
- 就職状況を偽って申告
- 実態と違う勤務条件だった
この場合は、返金だけでなく追加のペナルティが課されることも。
❌ ③ ハローワークへの届出をしていない場合
退職した事実を申告せず、
再就職状態のままになっていると問題になります。
4. 返金にならないケース
一方で、多くのケースでは返金は不要です。
⭕ ① 正当な理由による退職
- 体調悪化
- 労働条件の相違
- ハラスメント
- 会社都合での退職
これらは「やむを得ない退職」と判断されやすく、
返金対象にならないことがほとんどです。
⭕ ② 就職時点では継続意思があった場合
「結果的に続かなかった」だけであれば、
原則として返金は求められません。
⭕ ③ ハローワークに正しく報告している場合
退職後すぐに
- 退職日
- 退職理由
を申告していれば、トラブルになる可能性は低いです。
5. 失業保険はまたもらえる?
結論から言うと、
条件を満たせば、再び失業保険を受給できる可能性があります。
ポイントは以下の2つです。
✔ ① 残りの受給日数があるか
再就職手当を受けた場合、
失業保険の受給日数は「使い切っていない」扱いになります。
そのため、
一定期間内であれば残日数を使えるケースがあります。
✔ ② 新たな受給資格が発生するか
短期間勤務でも、
条件次第で次回の失業保険につながることもあります。
※具体的な判断は、個別状況によって異なります。
6. 早期退職した時にやるべき手続き
早期退職した場合は、次の行動が大切です。
- ハローワークに速やかに報告
- 退職理由を正確に伝える
- 離職票を受け取る
- 次の失業保険の可否を確認
「黙っていれば大丈夫」は、
後からトラブルになる原因になります。
7. まとめ|焦らず状況整理が大切
再就職手当を受給後に早期退職しても、
- 必ず返金になるわけではない
- 多くは「正当理由」で返金不要
- 失業保険も再受給できる可能性あり
大切なのは、
正しく報告し、状況を整理することです。


コメント